ソラソラ

 

空に流れ星が流れる

『  星の降る場所で アナタが 微笑っていることを いつも 願ってた  』

 

ラクスが子供たちに歌っている。ここで静かな暮らしをしていること

毎日を平凡に生きていることに、妙に違和感がある それくらいあの日々は非凡だったから。

 

流れ星は宇宙のチリが地球の引力で引きつけられ、大気圏を通過する際に燃え尽きる光

だという。

 

先の大戦で僕の最愛の彼女は宇宙に散った。もしかすると今見ている流れ星は

彼女の最後の光なのかもしれない。

いや、もしかすると 僕が作ってしまった光かもしれない。

 

そんなことを考えていたら、ラクスがやってきた

「綺麗な流れ星ですわね。キラは何をお願いします?」

 

              願い?

 

「・・・ラクスは?」

  そう問い返すと彼女はあの人を和ませる笑顔で、まっすぐに僕を見てこう言った。

「私は、このまま皆さんと平和に暮らしていけたら・・」

『キラとずっと一緒にいたい』

彼女の言葉の裏側にはこの言葉が隠されていたことに僕は気付いていた。

プラントの歌姫 誰からも愛される彼女にこんなことを言われたら堕ちない男はいない 

           僕以外は・・

 

僕のココロはあの時から止まったまま・・今もフレイを求めてやまない。

あの対戦の中、僕が唯一望んだことは あの瞬間  永遠に散った

 

流れ星に願いを叶える力があるのなら・・

 

多くは望まないから

『星の降る場所<この場所>で  アナタ<フレイ>が 微笑っていられることを』

 

             僕は望む

 

 

あとがき

『星のはざまで』でキラがこんなことを思っていたらいいなあ。と思い

書いた作品です。キララクさんには喧嘩を売っているような話ですね・・。

まあここにはキララクさんはいないと思いますが。